明神山 1016m 2014.02.16 晴れ 強風 妻と
家7:15→登山口9:15
乳岩登山口9:30→頂上13:00→鬼岩で昼食→下山16:30
愛知県鳳来町の山ですが、
三ヶ日JCTから新東名で浜松いなさ方面に向かい、
三遠南信道路を鳳来峡まで進むとすぐに
JR飯田線の三河川合駅にでます。
国道151号線から左斜めに河合の集落に入っていくと
要所に乳岩(地岩)登山口の案内標識があります。
今日は車がたくさん駐車されてます。
駐車場に着くまでに
だんだん雪が多くなってきて不安になりました。
トイレ前におばあさん2名が座って歓談中。
お二人は小学校1年生からの仲良しということで
「いってらっしゃい」と声をかけていただきました。
昨年はストックで氷を割って楽しみましたが、
今日は暖かいらしく、凍っていません。
氷を割るためにストックを持った妻ですが
その後ストックは役立つことになりました。
渓谷の水は多く、美しく、見とれていましたが、
進行方向が木でふさがれています。
大木が一本倒れたようです。
そしてカメラに異変!
レンズが動きません。
昨日試し撮りで確かめたにもかかわらず
電池切れのようです。
一服の岩辺りで、もう雪で真っ白で
ザックを雪上において休みました。
早くも降りてくる人がいました。
危険なところはないか尋ねてみました。
「胸突き八丁の上まで行ったが
膝まで雪があったので戻ってきた」
とのこと。
「うーん・・・」
困った。
鬼岩まで来るとクライマーたちの声がします。
傘岩でも完全にオーバーハングした
岩にぶら下がっている人が・・・・。
今日はクライマーが多いようです。
胸突き八丁に来ると雪が確かに深くなり
スパッツが必要です。
私はカッパもはきました。
3人のパーティーと2人のパーティーに抜かされます。
3人のパーティーは女性を含み、超軽装です。
妻はこれを見て、闘志を燃やし始めました。
いつもはえらい胸突き八丁ですが
雪があるとけっこう登りやすい。
ただし稜線に上がるところは特に急斜面なので
妻は苦労していました。
三瀬からの合流地点(12時具合)では、
先ほどの2パーティーが休憩中。
よくよく見ると
3人ともスパッツどころか
登山用の服ではありません。
軽登山靴は履いていますが、
おそらく濡れているでしょう。
あと少しでアルプスも見えましょうが、
安易に勧めても事故があってはと話をさせていただきました。。
3人は引き返すことにしたようです。
別パーティーの年配夫婦は先行したので追います。
トレースがはっきりとあるので歩きやすいです。
猿飛岩、はしご、鎖場、馬の背と危ないコースが続きますが、
今日は樹氷、霧氷とはまた違った
無理やり雪を凍らせたような
変わった景色に励まされます。
とうとう山頂に着きました。
カメラの電池をカイロで温めで、
この1枚を自然充電で撮ってやろうと狙っていました。
塩見、赤石、聖の南アルプススター軍団です。
(上の写真をトリミングしたものです)
右端に富士山が顔を出しています。
(これもトリミングしたもの)
本当に1枚しか撮れませんでした。
頂上は強風で食事を食べる(火を扱う)のには適していません。
トレースを付けてくださった方々にお礼を言って降ります。
雪があるおかげで降りやすく、
ランチ適地を探して
結局鬼岩まで降りました。
今日は赤辛きしめん。
大好きですが、野菜が多すぎたのでは?
珈琲とドーナッツもいただきます。
今日も食べ過ぎたかなあ。
登山口に戻ると
警察の方が・・・
入口の倒れた木をカメラで撮影している。
何でも週に明神山に2・3日登る○○さんという人がいて
その人が迂回路を作ったらしいです。
どうやら頂上にみえた顔色が悪かった方だと思われます。
ポリスマンは
「こんな日に登るなんて、気持ちがわからん」とおっしゃる。
当然でしょう。
おまわりさんにとっては、遭難騒ぎを冒すかもしれない
不埒な者どもでしょう。
パトロールありがとうございます!
本当に遭難があったら助けてあげてくださいね。
妻の妹に高速が混んでいるかを電話で聴くと
渋滞はないらしい。
(まだ静岡〜東京間が通行止めであった。)
サークルKで電池を買い、セツブンソウを撮りに行くことにした。
ところがセツブンソウは雪の下だ。
写真もろくろく撮れずに帰宅の途へ。
妻が雪山を喜んでいたので良かったです。
次はどこにしようか?
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