笈ヶ岳 1841m 2014.0511 快晴 単独 |
5月10日 自宅21:30→道の駅九頭竜23:30 5月11日 道の駅02:20→白山自然保護センター中宮展示館03:45 登山開始04:10→大岩05:30→冬瓜平へ降り始める07:00→稜線に復帰08:30→山頂09:50 山頂10:25→シリタカ山11:25→ナイフリッジ12:12→野猿公苑14:26→下山14:55 |
西側から見て笈(おい)を背負った修験者に似た山容であることが、山名の由来とされています。 笈とは修験者が背負う木箱の事です。 |
夢のトンネル? (つらいのに夢か?) 前日飲み会がありましたが、がまんして ノンアルコール! 出発が遅くなり、福井の道の駅「九頭竜湖」で我慢できず車中泊。 モンベルの寝袋は温かくて、ユニフォーム一枚でも十分! すぐに ZZZ 残り時間を計算してあるので 目覚ましは2時10分に鳴りました。 2時20には出発して 勝山のローソンに寄っただけで あとはすいすい快調に登山口の 白山自然保護センター中宮展示士官へ。 2台車が停まっていて それぞれ電気がついています。 笈ヶ岳登山でしょう。 GWと比べると少ないので 雪のとけすぎが心配になってきました。 |
まだ暗い野猿公苑。 |
徒渉は板が渡してあり楽勝でした。 さあ、ここからは信じられないぐらいの急登の連続です。 |
ロープがたくさんつけられているので 助けになりますが・・・ それでも汗が吹き出します。 |
樹木も急登で頑張っています? |
白山が見えてきました。 今日一日ずっと友達でいましょう。 |
大岩5時30分 急登の通過点です。 ここまでも大変。 ここからも大変。 |
ミツバツチグリでしょうか。 大岩をバックに・・・ 先を急ぎましょう。 |
タムシバの咲く稜線に出ました。 手前のつぼみにピントが合っているのですが、 バックがの花が鳥のようです。 |
女性的なラインが現れてきました。 疲れには何よりの景色です。 |
長い長い急登(4時30分〜6時くらいまで)が終わり シリタカ山への緩やかな稜線に着きました。 そこに先行者が休憩してみえました。 なんと栃木県からのお越しで、 先週毛勝山で道に迷い、 たいへんな山登りになったそう。 私が笈は3回目と聞いて、 「迷わずにすみそう」とついてこられた。 迷わないとは思いますが、 ちゃんと道案内できるでしょうか(笑) |
カタクリも咲いてましたが朝は閉じています。 イワウチワをパチリ。 |
足元に雪が出てきました。 |
下野の住人さんは、 冬瓜(かもうり)平経由で登りたいとのこと。 僕も一度それがやってみたかったのです。 ツアーの人がそうしていたから、 きっとその方が早いのでしょう。 |
冬瓜に降りる途中、笈が見えました。(7時) いつもより雪が少ないのが気になりますが 格好の良さは変わっていません。 |
今日は慎重に山すそを歩いていきました。 自分だけだったら良いのですが 客人がいると無駄足はさせられません。(笑) 意外とGWの足跡が残っていません。 残っていればもっと気楽なのですが、 ちょっと不安になります。 |
連れがいると写真を撮っていただけます。 冬瓜平でスパッツ・アイゼンを付け、 ピッケルを持ちます。 この山で以前危ない目にあったので、 慎重にも慎重に。 |
冬瓜平を抜けると、 やや急な坂をトラバースします。 ここは足跡がはっきりありました。 黒いのは雪崩ではなく、 雨で土砂が運ばれたものではないでしょうか? |
上部には滝もあります。 以前汲みに行ったことがありますが、 危険です。 できればやめた方が良いでしょう。 |
同じような写真ですが・・・ |
下野さんはサングラスを忘れたそうで雪目が心配です。 |
冬瓜平へは、帰り道にしか使ったことしかないので 登りのルートは正直迷いました。 足跡を見つけるとホッとします。 |
稜線へは、最後強引に上がりました。 さあ、一安心。 休憩です。 |
別山と白山 |
奥三方岳 |
白山アップ |
前来た時より、やぶは多いのような気がしますが? |
藪を避けトラバースしていきます。 |
藪を5mほど通過することになりました。 逆目なのでうっとうしいですが、5mなら我慢できます。 そして藪を抜けると 北アルプスの展望が待っています。 この時撮ったものはかなりぼんやりしてました。 |
下野さんと堪能します。 いや休憩かな? |
御嶽 |
槍・穂高 |
剣 |
さあ、あと少しです。 |
登頂です! 5時間40分かかっています。 頂上には誰もいません。 GWだと満員で食事はいつも下です。 |
大笠山かな?(北) |
シリタカ山(手前)と白山 帰りは尾根コースで行きたいと下野さん。 |
もち米でした。 |
剣と立山連峰でしょうか? |
白山アップ |
手前左端は妙法 奥左は三方崩、右が奥三方岳 |
人がいると多少は斜面の急なことがわかるでしょうか? シリタカ山を詰めていくと |
頂上から降っていくと 愛知県の単独登山者とすれ違いました。 なんと先週栃木の山に登ったそうです。 顔に枝が当たった跡がありました。 |
振り返ります。 お別れです。 |
頂上アップ。 |
さあ、シリタカ山に登りましょう。 |
二人のパーティーに会いました。 シリタカ山はなかなかたいへんで青息吐息です。 |
白山の展望台です。 今日は下野さんに写真が撮っていただけてラッキーです。 |
シリタカから降るときに 異変発生! 右ひざ外側がつりそうになりました。 下野さんがツムラの68番が良く効くとということで、 さっそくいただきました。 漢方薬ですが臭くもなく、 飲んだらすぐに治まってきました。 ほんとうに助かりました。 芍薬甘草湯というものは、マツキヨでも売っていると言われましたが、 当方近所にマツキヨはございません。(笑) |
冬瓜岳の頂上はナイフリッジです。 きつい登りです。 |
アイゼンをはずして ナイフの刃を渡りましょう。 ここからは激下りです。 |
上から見た冬瓜平です。 今日はテントは見ませんでした。 |
さあお別れです。 さようなら。 また、体力テストに来るねb。 |
ナイフリッジ直下の激下りです。 |
雪の尾根を下ったり、藪に入ったり・・・ |
マンサクを見てほっとする。 |
水量はさほど増えていません。 |
楽しかった山旅ももうおしまい。 |
ニリンソウ |
ホウチャクソウ |
終わっちゃうなあ、 |
笈ワールドから抜け出すのは うれしくもあり、 すこし悲しくもあり・・・ |
冬瓜平を使ったおかげか 早く戻ってこられました。 下野山ともお別れです。 薬のお礼にドーナッツをお渡ししました。 無事帰ってくださいね。 |
用意した水2Lは飲みきり、 万札しかなく 駐車場で缶ジュースが買えませんでした。 道の駅「瀬女」で カプチーノ味のソフトを買いました。 この状況で食べるのは最高です。 |
荒島岳を見ながら帰りました。 芍薬咲いてるのかな? 帰りも眠くて困りました。 |