レアルマドリード チャンピオンズリーグ制覇記念登山
小島山 863m 2014.05.25 晴れ時々曇り 単独
 揖斐川町から小島山を見ます。
のんべんだらりとしたしまりのない山に見えますが・・・
 登山口08:50→L82鉄塔10:05→L83鉄塔10:20→L8410:35→山頂10:45
山頂→リンドウ出合11:00→池11:50→ゲート14:30ゲート
 揖斐川町を抜け、県道32号を西進します。
呉子谷橋を渡って・・・
(大きな看板がついているので見落とさないでしょう。)
 
 100mも行かない内に右へ戻る方向に上がっていきます。
2回ヘアピンを曲がると・・・
 
 左に砂防ダムがあります。
 砂防ダムが写ってませんが、そのすぐ手前に駐車地があります。(右側)
正面の石垣が登山入口の階段にもなっています。
昔の記録を見ると、
何年か前に土石流で崩れ工事したようです。
 
 のぼろう隊の標識のおかげで安心して登れます。
 駐車場はこんな感じです。
 土砂崩れと工事の影響で最初やや道がわかり肉ですが、
結局砂防ダムを巻き、沢を右岸に渡り
おなじみプラスチック階段を利用します。
 大きな岩があります。
 右足首に違和感を感じました。
見ると小枝がついていました。
いや両端が細いので・・・







ヒルだ!


枝ではじいても落ちません!


正直かなり焦りました。
そうか
5月下旬
西濃の山

アウトになっても仕方ありません。
ビビりながらもまず写真です。

私のあわて方が良くわかるブレ具合です。
 次にヒルの忌諱剤
「山ビルファイター」を取りだしスプレーします。
ヒルは体を縮めます。
枝ではじくとすぐに落ちました。
靴にまんべんなくスプレーしました。
他には見当たりませんが心配ですし、
ここに留まるのも恐ろしいです。
「撤退するか?」
「1匹だけだ行こう!」
 80号鉄塔に来てチェックすると
 
 出血しています。
登山口歩きだして時間がたっていませんが、
はたして血染めの靴下になるのでしょうか?
 ヒルの次は毛虫攻撃です。
コンクリートの上に腰かけようと思いましたが…無理です。
そして鉄塔のあるところに出ると
なぜか熊蜂がいます。
刺さないと思いますが、気分良くありません。
 
 こんなてテープが張ってある所もあります。
マツタケのためでしょうか?
 植林地帯で一度道を外しましたが
ピンクテープで戻れました。
 きれいな甲虫です。
 L81鉄塔
向こうは自然林です。 
 L83鉄塔への道は白テープが張ってあり
大回りしましたが、くぐればよいでしょう。
こんな道もありまして 
 L84
鉄塔巡りは続きます。
 小島山はL85鉄塔の上にあります。
展望はないので早く林道に出てしまいましょう。
 揖斐川町の一部が見えました。
 林道に出ました。
痛んでいるどころか
とても平らです。
 小島山にもう登らないかも・・・
と思いついでにムネ山登っちゃえ!
と思い北上する。
重々しい足音に足がすくむと・・・
カモシカだ!
むこうもびっくりして、立ち止まる。
木が邪魔なので、少し左に移動すると、
カモシカはUターンして走り去り、
谷を駆け下りる音はしましたが、
恐ろしい鼻息はしばらく聞こえてきました。
それから、ムネ山の入口かと
何度も林道からピークへの小道を上がりましたが、
ことごとく町の境界線でくたびれてきました。
 伊吹山から槍が先まで
ここで昼食です。
くたびれました。
 食べたら元気が出てきて
ムネ山探索を続けます。
右下に光るものを見つけました。
よく見ると池のようです。
 古賀ヶ池(ふるかのいけ)か!?
そうだろう。
大きいもんな。
林道に戻ろう。
右下にあるはずだ。
 第二の池を発見!
 イモリがいます。
網が張り巡らされています。
イモリを人工的に生育させているのでしょうか。
ここから沢沿いに踏み跡があり、降りていきますが林道に着きません。
おかしい?
鉄則に従い
池まで戻ります。
そして踏み跡がしっかりある道を歩いていきます。
すると林道に戻れましたが、どうも自分のイメージと違います。
あと一回だけムネ山探索をしましたが・・・
わけのわからないテープを見て
踏ん切りがつきました。
さっきのカモシカの足跡です。 
 今度はRシリーズの鉄塔です。
 エネルギー補給!
ウツギでしょうか?
林道終点です。
実はこれが下まで下まで続いていると勘違いしていました。
嫌いなはずの林道歩きなのですが・・・
少し心細くなります。 
いくつか分岐がありますが、右、右で後はわかりやすく降りられます。
 濃尾平野です。
下の林道に出ました。
ゲートを右折すると・・・
 熊野神社に出ました。
神社左奥に日向滝があります。
斜めに岩を削る珍しい滝です。
何とか持ち上げました。 
巨大な砂防ダムにびっくり!
 花と思いきや、ハンゲショウ。
今日は舐めてかかって
ヒルにやられたり、
道に迷ったり
いい勉強になりました。
もっと山をリスペクトしないといけません。

そうそう、
ヒルにやられた後は出血は続きませんでした。
吸血時間が少なかったためでしょう。
それはラッキーでした。

小島山から降るとき
お向かいの池田山ともども
急な斜面に見えました。
木が生えてなければグランドキャニオンみたいに見えるかも?
今まで軽く見ていたけど良い時期に登り直してみたいと思います。

ただし西濃の山は、これからの時期は危険信号です。
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