別山 2014/0712 曇り後晴れ 単独 |
きみの—ゆくーみちはー、はてしーなくとおいー 岐阜県石徹白より白山(両白山地)の別山へ |
石徹白登山口04:25→大杉04:35→神鳩避難小屋06:05→銚子ヶ峰07:10→三ノ峰避難小屋09:15→別山10:55 石徹白登山口16:40←大杉16:30→神鳩避難小屋15:25←銚子ヶ峰14:40←三ノ峰避難小屋12:50←別山11:25 |
避難小屋でも使って一泊の山行を考えていました。 信州も視野に入れていましたが、 南木曽町の災害のことを考えると 高速で通過することはできたとしても、申し訳ない感じがします。 別山を目指し石徹白からか上小池からかを迷いましたが、 石徹白を選択し、ツェルトも持って出発! |
その迫力をしばらく見ないうちに忘れています。 大杉という言葉で形容するのは間違っているように思えます。 まさに森の主です。 |
目覚める山々。 願経寺山でしょうか? |
ちょいと登るだけでブナの山になります。 ブナ林って、どうしてこんなに気分が休まるのだろう? 不思議な効果がありますね。 |
「おたけり坂」といっても そんなに急と思ったこともありません。 たしかに、ここまでの道が優しいということがあるかもしれませんが・・・ |
左が石徹白、右が野伏 |
神鳩(かんばと)ノ宮避難小屋に着きました。 テーブルが壊れています。 分厚い板なのに・・・。 トイレは携帯トイレブースで行うようになっていました。 |
先日の人間ドックで血糖値が高かったのですが・・・ |
今年初めてのゴゼンタチバナです。 端正な顔立ちです。 |
野伏と薙刀 |
母御石が見えています。 |
ついに別山が姿を現しました。 前に見た時より 斜面に緑が多感じがします。 |
右は南白山です。 ここからは立派に見えますが 登山道がありません。 |
母御石。 ここで後ろから早い若者に抜き去られました。 |
銚子ヶ峰に続く草原です。 朝露が一杯で ここでスパッツを付けるべきでした。 |
振り返って丸山です。 積雪期に登ったすてきな山です。 |
銚子ヶ峰頂上です。 神鳩ノ宮避難小屋から1時間5分です。 銚子がいい。 でも、ここで麦わら帽子のおじさんに抜かれました。 この人はすごく早くて、この後どんどん離され見えなくりましった。 |
3,2,1ノ峰と別山。 こんなに良い天気だったんだ。 |
野伏、薙刀、日岸 |
よも太郎、願経寺。 奥に経ヶ岳と赤兎。 |
願経寺から続く尾根。 雪がないと行けない。 |
御嶽です。 もうちょっとはっきり見たいけど・・・ 見えただけでも恩の字か。 |
槍・穂高 |
願経寺との間には池糖が見える。 |
今日初めてのニッコウキスゲ。 たくさん見られるかな? |
ササユリ。 なかなかの別嬪さんです。 |
笹に挟まれた道を登っていく若者。 結局この後、靴下が水を吸っていき、靴の中が徐々に濡れていきました。 |
ハクサンチドリ |
花はすごく小さいです。 オオバノヨツバムグラ(可児からの山歩きさん御教授) |
カラマツソウの葉が好きです。 |
野伏、薙刀、日岸、願経寺の四銃士。 |
一ノ峰からの三ノ峰、二ノ峰、 |
鬼の昇面岩 |
刈込池 |
全てをさらけ出すグンナイフウロ |
ハクサンチドリの背景に雲が出てきました。 |
三ノ峰への道。 右側のガレ場と雪渓を通ります。 |
振り返ると二ノ峰。 二ノ峰頂上は展望がありません。 と言ってもその前後はずっと展望があるので(笑) |
オオバキスミレ この時カメラの設定がくるっていました。 |
結構歩きにくい雪渓。 アイゼンは持っていませんし、付けるような距離でもありません。 |
昨日はここに泊まろうかなと思っていましたが、 今日はピストンの覚悟でいます。 |
山ノ峰へのわずかな登り。 |
雲がかかってきました。 残念です。 左に白山がかすかに見えます。 |
白山は機嫌が悪そうです。 |
別山平を目指します。 |
ハクサンタイゲキ |
別山平はいいところです。 |
おぅ!白山だ! 機嫌が直ったらしい。 |
愛すべき場所です。 斜面の斜線が不思議。 地層なら平行につくはずなのに、 交差しているのはなぜ? |
犬を連れてくるのはかわいそうに思うのですが? 犬はうれしそうでした。 |
逆さ別山写ってますね。 |
白山は別格の山です。 |
1,2,3の峰 まさにクライマーズハイの状態だったかもしれません。 |
ツマトリソウ クライマーズハイとはいっても 体は十分疲れており、 この辺りの、イブキトラノオやハクサンイチゲの写真を撮る気力がありませんでした。 |
ついに着きました! 10人ほどの人がいます。 白山の方へ向かう人もいます。 石徹白から約19kmです。 帰りも当然19kmありますけど・・・。 |
自分を誉めましょう! 帰りは無理しないように・・・。 |
三方崩です。 |
この前で食事します。 |
プリンはひっくり返っていました。 コンビニの店員さんはスプーンを入れていてくれませんでした。 チョコスティックパンをスプーン代わりにしました。 |
すっきりとはしていませんが 文句は言えません。 ん、言ってるか? |
写真を撮っていると 「写真を交代して取り合おう」と申し出が・・・ それはKENさんでした。 |
KENさんは私の顔を覚えてないようで、 背中を見せたら思い出してくれました。 この写真はトレランの方が撮ってくださいました。 ありがとうございました。 KENさんは、退職され山に夢中のようです。 僕も後○年後にはそうしたいものですが・・・。 年金もらえるのはその先だし、どういう生活になるのかな? ライフプランと言うのを考えろと言われますが、 決めたらその通りを目指してしまうでしょう。 では、下りましょう。 人生はもうUターン地点を越したはずですが 降っている感覚はありません。 まだまだ挑戦したいことがいっぱいあります。 |
こんな景観はなかなかお目にかかれません。 |
風があった割には、ちゃんと山が写っています。 |
行きも帰りも同じ場所で撮ったようです。 |
同じ景色は二度とないでしょう。 同じ雲は二度と掛からないでしょう。 |
三ノ峰の夫婦。 |
ハクサンフウロ |
この先の雪渓で、雪をすくって、バンダナで包んで首を冷やします。 |
今日の課題。 水呑釈迦堂跡の水場。 とても冷たくて、3度しか手を突っ込めませんでした。 |
コシジウレン |
この辺りは晴れていてすごい光線です。 |
笠羽湿原。 トンボがパトロールして子虫を一網打尽にしたようです。 行きは結構虫に悩んだのに、ほとんどいません。 |
あそこから帰ってきたんだ。 よく頑張った! まだ、先は長いんだけど・・・。 |
今日の歩きであれば、石徹白から南竜ヶ馬場まで行けるかな。 そして白山を回ってまた戻ってくるというプランもありかな? 縦走はアクセスの問題がありますから、 どうしてもピストンを考えなくてはいけません。 |
無事帰ることができました。 帰りは下道で帰りました。 こんなすてきな山が身近にあることを感謝! あと少し距離があったら、足が壊れたかもしれません。 今日は何とかもったので、自信がつきました。 |