鷲羽・水晶1 2014.07.05 晴れ 単独 |
新穂高05:05→わさび平小屋07:30→鏡平小屋11:40→弓折分岐13:25→双六小屋15:00 |
7月24日に家族の予定が急に変わったこともあり、 急に山に行っても良いことになりました。 仕事の帰りにモンベルで4日分の食糧を買いました。 (フリーズドライばっかり!) 腰に不安要素があるため遠出は避けたかったので 北アルプスに決定!(北アルプスが近いなんて贅沢なことでしょうね) 準備に手間取り、出発が遅くなってしまった。 22時30分ごろに出て、新穂高の登山者用駐車場に2時過ぎだったかな? 予想通り駐車場はいっぱいで、くろうしてスパースを見つけ、即行で寝ます。 |
今日の行程は余裕があるので、6時ころに出ればよいとアラームをかけていました。 5時くらいから周りの車から音がして、歩きだす気配で目が覚めました。 最近は起きたらすぐ動けるよう準備しておく習慣が身に着いたので(何歳や?) 準備体操もせず(いけませんなあ)出発です!(悪い習慣ですね) お天気は今一歩で、槍は見えません。 |
新穂高の様子は変わっていて、 写真の橋に変わっていましたし、 お風呂がトイレになっていたところには何もなく、 お土産屋さんだったところに新しいきれいなトイレができていました。 (ただし帰りには変なにおいがしました。) 登山届は、家で書いておいたのでポストに入れるだけです。 |
延々と続く林道ですが、 「北アへ!」という高揚感でつらくは感じません。 折り畳み電動自転車で私を抜かしていく方が見えましたが、 不整地では押して歩いていましたので、 抜き返したりして、少々目障りでした。 |
わさび平小屋前に旬のホタルブクロの群落がありました。(訂正ヤマホタルブクロ・可児からの山歩きさん御教授) 荷物が重くて写真を撮るのに苦労することが感じられました。(笑) |
7時30分ともなれば小屋もひと段落なのでしょう。 従業員さん達の明るい笑い声が聞こえてきます。 そうめんののぼりがありますが800円です。 食べることはないでしょうね。 (ちょうどお昼に通りかかったら誘惑に負けそうですね。) |
おつとめ品から食べないと。 こんな身分ですから、やっぱりそうめんは無理かも。 |
道路崩壊場所にて(この雪渓のところ) 自転車のおじさんに追いつきました。 自転車にはカバーがかけられ タフロープで巻きつけられていました。 用意が良いことです。 |
さあ、登山口です。 ここから3時間半で鏡平ですが、 槍が見えるでしょうか? 少し厳しい状況ですね。 |
ん、ジャンダルムとロバの耳でしょうか? 時折見せ場を作ってくれます。 |
秩父沢です。 以前この次の川が増水で足止めを食らった経験が 今回の旅程を変更させていく因果をもたらします。 |
オオミゾバホオズキ |
シシウドが原ではまだみなさん元気です。 希望に燃えています。 降りていく人は、「しけってきたねえ」と言われたり 「いってらっしゃい」等声をかけてくださったり 楽しい山旅に名残惜しそうです。 |
キヌガサソウがこんにちは |
笠が岳方面です。 今日はやけにヘリがとんでいます。 事故でなければよいのですが。 |
なんだかんだ言ってるうちに鏡平に着きました。 最初は槍は雲に隠れていたのですが、 山ガールのおしゃべりを聞いてるうちに顔を出してくれました。 ついてますね。 (穂高方面は雲がなかなか切れせん。) |
鏡平小屋では、ヘリを使っての荷運びが頻繁にありました。 事故ではなくてよかったです。 かき氷が名物のようですが遠慮しておきましょう。 水は有料でした。 池があるぐらいなのでびっくりでした。 双六も高天原も水はじゃんじゃん使いたい放題なのに・・・。 意外でした。 |
いいtころですね。 アルプスらしくなりましたね。 |
らしくじゃなくって アルプスそのものを歩いてます。 |
ね |
ヘリを撮りましたが、バックが奥穂ですね。 偶然ではありますが、うれしいです。 |
リンドウのような、そうでないような? (「可児からの山歩き」さんより「ミヤマリンドウ」と教えていただきました。 5裂の裂片の間に副片が三角状で上部対生の茎葉が平開、 似るタテヤマリンドウの茎葉は開かず茎に沿う。) |
マイズルソウは小さくてかわいい。 |
ゴゼンタチバナは、しっとり。 |
教えていただいたミヤマキンバイでしょうか? |
雲がとれてきました。 |
穂高方面も・・・ |
右下に鏡平小屋。 |
みんな絶対にここに座るんだよなあ。 |
雪渓が身近になってきました。 |
弓折分岐。 ここから稜線歩きです。 |
鷲羽岳が顔を出しました。 |
水晶、ワリモ、鷲羽。 |
今回ハクサンイチゲが一番たくさん咲いていたのでは。 |
稜線でダイモンジソウを見るとは・・・。 水辺に多い植物ですよね。 「可児からの山歩き」さんより、ミヤマダイモンジソウと御教授いただきました。 (写真の花弁は細長いのですが円みを帯びて、 ダイモンジソウはもっと細長くすーと伸びています。 葉の写真が無いのですが 前者の葉は浅く欠刻状に5~17裂でミヤマは掌状に7裂) 今まで僕が見てきたのは 滝や小川の脇に咲いてるダイモンジソウであり、 今回のものは高山性の花のようです。 知らなかった・・・。 |
ヨツバイオガマは野鳥の頭のようですね。 |
節電じゃなくって、雪田。 大きなベンチで休憩しましょう |
雪田には花畑が隣接しており、花見平という平凡な名前が付いています。 |
青い空、山、登山道、雪渓、雲、登山者、花。 あらゆるものが収まっています。 That's mountains! |
ハクサンフウロ |
カラマツソウ |
クロユリが見られるとは思っていなかった。 |
シュロウソウ ではなく イワカガミの花後の姿 (「可児からの山歩き」さん御教授) |
双六山荘が見えた! なんと良いロケーションでしょう! |
テントがカラフルです。 |
前来た時はガスの真っただ中! 失意の中でラーメンでも食べたのかなあ・・ 記憶がはっきりしない。 |
今日はフリーズドライのカレー。 これがおいしくてびっくり。 アルファ米の白ごはんもグー! |
こんなロケーションで食べればおいしいか! 余裕があると外で食べられます。 みなさんは1000円の生ビールをどんどん飲んでいます。 がまんがまん。 ここでは携帯がつながりません。 30秒200円の衛星電話をかけましたが、留守番電話にもならずお金を巻き上げられました。 さあ、昨日あんまり寝てないからもう眠たい・・・ZZZ まだ7時にもなってませんよ! |