網掛山1137m 2014/02/07晴れ 妻と 
昼神温泉(長野)から登る絶景の山 
 
駐車地付近からはすでに南アルプスが見えています。
駐車地9:30→網掛峠10:35→頂上11:15~11:30→東展望台11:40~12:50→
駐車場13:40
園原インターで降りて、
昼神温泉を抜け、
国道135号み突き当り右折します。
阿智第三小学校の脇を通って、
中平集落を上がっていきます。

この集落は坂道に連なる集落ですが、
実に上の方までつながっています。

二股に分かれるところがありますが
どちらを行っても大丈夫そうです。
(太い方を選べばよいです。)
このポンプ車庫の右手上方に
古代東山道の石碑(下)が見えます。 
 
この石碑の右上に駐車地がありました。
(石垣の上)
ここか大平神社(頭権現)の下に駐車するとよいでしょう。
「ぬさ」は百人一首にも出てくるなあ… 
調べると
「このたびは 幣も取りあへず 手向(たむけ)山   紅葉(もみぢ)の錦 神のまにまに 」
そうそう菅原道真さんでした。

ぬさ」とは
細長い木や竹 ( 幣串 [ へいぐし ] )に 
紙を切ったものを挟んだ神祭用具で

皆さんご存知の
雷型の紙のことです。
古代東山道は、難関だったそうですが・・・
とても良い道です。 
 
じきに雪道になりました。
そこここに標識があって安心して歩けました。
いのししさんの檻でしょう。
下山した道はかなり掘られていましたから。 
林道終点地の斜面は崩壊気味の沢です。
ここまで雪がなければ、車で来られます。
4WDなら雪があっても来られます。
今日は途中までタイヤ痕がありましたが、
引き返していました。 
 
ここから右へジグザグに上がっていきます。
今日の雪はソフトでアイゼンは要りませんでした。 
(持っていった方が安心ですよ。)
網掛峠に着きました。
ここは慎重に標識を見てください。
道が集まっています。
右上が登山道となります。 
「網掛」とはてっきり鳥網をかける山と思っていましたが・・・
「琵琶湖の魚を捕る網」とは思ってもみませんでした。
峠のすぐ上に展望休憩舎があります。 
展望休憩舎からの景色です。
横川山~南沢山あたりなのでしょうか。
展望は限定的です。
ノートが置いてありました。 
 
ここからは登りが続きます。
倒木を乗り越えています。 
こんな素敵な場所もありますが、
たくさんの鳥の羽と血痕が残っているところがありました。
ぎょっとしますが
それが自然界での営みです。
頭でわかっていても、生々しいものを見ると
心がざわめき立ちます。
現代人はやわです。 
急登もなく気持ちの良い山登りです。
この文字はなんでしょう。
センスのある標識です。 
この標識に従って左折します。 
 
山頂に着きました。 
 
「オシテ文字」は全く知らないことでした。
神代の文字とも後世の創作とも論争があるそうです。
象形文字みたいでかっこよいですね。
「やま」が上下の線対称で意味ありげです。
 
恵那山が見えるという西側に歩いて行きましたが
時間がかかりそうなので断念しました。 
先ほどの看板の裏側です。
三洋は展望もありませんのでに
東展望台を目指しましょう。 
 
 
 
山頂からはずっとなだらかで
ハイキング気分です。
積雪期はルートが不明瞭ですが
このエリアは黄色のテープが導いてくれます。 
またありました。 
東展望台を発見しました。
そして大展望も発見です。

「やっほー!」
 
南アルプスと手前は昼神温泉です。
仙丈ヶ岳 
 
北岳と間ノ岳 
 
塩見岳が一番白く輝いていました。 
荒川岳 
 
赤石岳 
 
伊那谷を抜ける高速道路 
今日は赤辛うどんです。
スパイスは全部入れると辛すぎるので注意!
真下は昼神温泉群です。 
できました。
カレーうどんにも見えますが・・・

もちろん大展望のもとで食べれば
おいしさ百倍です。 
食べているうちに雲がかかってきました。
妻も南アルプスに挑戦したくなってきたようです。
まずは甲斐駒と仙丈に行きましょう。 
食事中小屋の強度が気になりました。
曲がった木をかすがいでくっつけただけですので
素人目には危険な感じがします。

でも、椅子に座っての食事はとても楽でした。 
 
頭権現というのが大平神社のことです。 
 
雪がなくなり、ふかふかの落ち葉の道です。
イノシシの掘り起こした跡もかなりありました。
大きな山塊は恵那山でしょうか? 
 
標識が現れると林道に入ります。 
イノシシ除けでしょうね。
この下は朝下見した頭権現の駐車場あたりのようです。
頭権現でおみくじを引き、
大吉が当たった妻は気分が良さそうです。
この橋を渡り、写真に写っている土手を右方向に上がると
すぐに駐車地です。 
 
昼神温泉の観光案内所から見た網掛け山です。 
妻は東展望所を見つけました。


まだ時間が早いので
温泉も高速も節約して
下道で帰ることにしました。
清内路道で野生生物発見!
車を停めて写真で撮ってみましたが
猫でした。
がっかりしましたが、
尻尾がかわいいですね。 
中津川方面からの恵那山です。
今年は違う登山口から挑戦してみます。 
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