火打山 2462m 2015.08.02 晴れ 妻と |
06:00笹ヶ峰キャンプ場(登山口) 07:10黒沢渡渉(橋) 07:50十二曲がり終了 08:55高谷池と黒沢池の分岐 09:50高谷池ヒュッテ(~10:50) 12:25火打山(~12:55) 14:20高谷池キャンプ場 |
笹ヶ峰キャンプ場の駐車場にて車中泊しました。 高速では思わぬトラブルに巻き込まれましたが、 ソースかつ丼も食べたし、 無事着けたし、 よしとしましょう。 |
昔はここがバスの待合室だったと思います。 今はバス停が駐車場側に移動したようで、 ここも駐車場に使われています。 |
4歳の子に先導されたパーティーを追いかけます。 この子とは、火打山頂上まで同じような時間で行動することになり すごく癒されました。 (急登はお父さんの背中におんぶされていました。) |
ずっと単調な木道歩きですが、 帰りにこの木道に救われることになるとは 全く思いもつきませんでした。 |
黒沢を立派な橋で渡り、休憩します。 ここから斜度が変わり、 トレッキングが登山となります。 |
快晴に花火が上がります。 |
十二曲がりに差し掛かると、 樹間からアルプスが・・・ 白馬の山々でしょう。 |
えらいような、えらくないような。 |
唐松 白馬鑓 白馬 |
雪倉 朝日岳 |
どこか特定できません。 鹿島槍の双耳峰と五龍かな? |
穂高~大キレット~槍ヶ岳。 妻が先に見つけて喜んでいました。 肉眼ではここまでは見えていません。 今日は大展望だ! やったー! |
十二曲がりを過ぎると 傾斜が緩やかになってきます。 |
高谷池と黒沢池への分岐。 |
焼山と火打山が見えました。 空の色が見事にグラデーションしています。 |
焼山は煙が見えるような気がします。 |
火打山と高谷池ヒュッテ。 この辺りは、傾斜がほとんどなく、 一歩一歩楽に今日のテントサイトに近づきます。 早くデポして楽になりたい。 |
岩場や笹原や森林を歩いて行きます。 |
雲が出てきました。 パノラマはお預けのようです。 残念ですが、それも山です。 |
完全に隠れる前の唐松です。 剣岳と勘違いしていました。 唐松岳はリフトを使って割と簡単に登れますよ。 このあとアルプスの展望は店じまいとなりました。 閉店時間が早すぎます。 |
高谷池ヒュッテ到着。 ここに荷物を置いて、まずはランチです。 ここのトイレは靴を脱いで上がらなくてはなりません。 面倒な分きれいとも言えます。 |
テントサイトの一番見晴らしの良いところを場所取りしておきます。 地面は真っ平だし固くないので、よく寝られるでしょう。 |
キャンプ場の水場です。 水量豊富ですが・・・ 「ぬるい」=池の水→煮沸が必要ということです。 |
210円の高級なおにぎりです。(割引で150円) 腹ごしらえしたら出発です。 ちょうど17人のパーティーが到着し、小屋は大賑わいです。 |
アタックザックを背負って出発です。 荷物をなにも持っていないような感覚です。 テントサイトから池を挟んで逆サイドに来ました。 こんな素敵なところに一泊です。 プライスレス!です。 いえ。一人410円です。 |
本当にいいところです。 今度は蓼科の双子池でテント泊しようと考えていますが、 その思いがさらに強くなりました。 |
まだ雪が残っています。 |
楽園です・・・ |
逆さ火打 |
他の山にはまねのできない景色です。 また来たくなる名山です。 |
コバイケソウは見頃が過ぎています。 |
この火口は30万年前のものだそうです。 物知りの方に教えていただきました。 頂上ではアマツバメがすごいスピードで飛んでいるそうです。 昆虫をほっぺたに入れて子どもに持っていくそうです。 |
私にとっての高山植物の女王はミョウコウトリカブト。(可児からの山登りさん御教授) 毒があるということも鮮烈な印象を与えたのでしょう。 |
マルバダケブキ。 火打は花の山です。 |
オタカラコウ(可児からの山登りさん御教授) |
ウワミズザクラ(可児からの山登り) |
キオン(可児からの山登りさん御教授) |
ヒメシャジン(可児からの山登りさん御教授) |
木が少なくなりました。 |
シシウドが多い山道。 |
上から見た天狗の庭 |
ヤマオダマキ(可児からの山登りさん御教授) |
久しぶりに見たアサギマダラ。 山頂付近ではペアで仲良く群れていました。 |
北側からガスがもくもくと湧き上がっています。 中央の雪が天狗の庭ですから、ずいぶんと登ってきました。 となると一番奥は妙高のようです。 |
一番高いところにヤマハハコ。 |
展望がないのは残念ですが、 妻は百名山をゲットして満足です。 またもや17人のパーティーが到着。 頂上が占領されます。 退散しようとしたら、 シャッターを頼まれました。 |
さあ、テントを設置しに戻りましょう。 |
この後すれ違った外国人の親子。 |
こんなことは下界ではないなあ。 |
天狗の庭に降りてきました。 |
4歳の子が歩いています。 |
ベンチに座って休みました。 |
高谷池に戻ってきました。 さあ、テント設営だ。 |
私がテント設営担当で、 妻は明日の分の飲料作りです。 アップルティー、スポーツドリンク、コーヒーを煮沸して作りました。 |
なんとテント設営地にハクサンコザクラが咲いてます。 感激です。 |
今日の夕食です。 前八ヶ岳のオーレン小屋の「ボルシチ」が気になったので買ってみました。 まあまあです。 カレーはからすぎる感じでした。 |
夕日に染まる積乱雲。 暗くなる前に、寝ました。 シュラフに入るほど涼しくありません。 夜になると、雷が鳴りだし、 妻は怖がって、 ザックをテントに入れたり、 靴も入れたり、 作業をしましたが、 結局雨は降りませんでした。 雷が光っても 疲れているのでぐっすり、 明け方はさすがに気温が下がり シュラフにくるまりました。 |