高妻山 2352m 2015.08.09 晴れ 妻と |
登山者用駐車場05:05→弥勒尾根入口05:40→六弥勒08:00→ 八観音08:40→九勢至8:55→獣阿弥陀09:45→山頂09:50~ 山頂10:45→七薬師11:50→六弥勒12:00→五地蔵山12:08→ 五地蔵12:12→一不動避難小屋12:55→氷清水13:10→駐車場14:50 |
戸隠山からの高妻山(翌日撮影) |
高妻山には、見たい花があって6月に行くつもりでした。 雨に邪魔をされて行くことができなかったのですが、 下調べをした山には親近感がわいていたので、 戸隠とセットで行く気になりました。 |
前日のうちに、信濃町ICで降り、高妻山登山者用の駐車場に着きました。 戸隠キャンプ場と道路を挟んで向かいで、駐車場は無料ですし、 道路を挟んでこぎれいなトイレがあるので安心して休むことができます。 この写真は駐車場の西側から撮ったもので、 正面にキャンプ場の管理事務所(ウェルカムハウス)が写っています。 その左手にトイレがあります。 登山口は、管理事務所の前を通っていきます。 |
戸隠キャンプ場の規模は度肝を抜かれる大きさです。 正面の山は五地蔵山で、 今回は新しくできた『弥勒新道』というルートで ダイレクトに五地蔵山東の六地蔵へと上がります。 |
戸隠山(八方睨みと戸隠山。キレットがあって九頭竜山) |
まだ5時ですので キャンプ場は静かです。 どのテントも大型ですので きっと夜遅くまで食べて飲むタイプの人々が多いでしょう。 登山の前夜泊には向いていないでしょう。 |
弥勒新道と検索すると 牧場の地図に新道の場所を示した絵図がダウンロードできます。 が、絵図のため我々は一本南側を通ってしまいました。 動物さんの睡眠を妨げたかもしれません。 |
この看板通りに行ってください。 ずっとアスファルトです。 この通り行かないと、 登山届を出すところを見つけられなくなります。 |
旧家のふすまの墨絵です。 と言いたいような素敵な光景です。 |
旧道を越え 新道の登山口を発見。 小川を越えたら 後はひたすら尾根登りです。 翌日戸隠の登山届場所で聞いたのですが、 旧道は滝や崖が多く 負傷者の搬出が難しいということで 新道が作られたそうです。 登山者にとっても 急登部分も多少はありますが それは旧道も同じですし、 途中からご褒美の展望もありますし、 何よりも登り返しがなく 時間の短縮につながります。 旧道には滑滝等のアトラクションがありますし、 氷清水という水場があるので大切な道です。 *結論として新道で登り 旧道で降りるとよいと思います。 *時間短縮なら行きも帰りも新道でしょう。 |
ぶな、ならなど自然いっぱいの道です。 自然いっぱいなので 虫もやってきます。 蚊取り線香や虫除けスプレー、バグネットで守ります。 |
なだらかな道もあれば、 (ガスに囲まれています。) |
やや急登もあります。 (ガスとの競争に勝ちました。) |
ずっとこの花に見送られていましたが、何の花でしょう? ミヤマママコナではないかと「可児からの山歩きさん」ご教授。 |
ホツツジでしょうか? |
アキノキリンソウ |
飯縄山が雲海から頭を出しています。 |
八ヶ岳辺りでしょうか?右が蓼科山のようですが? |
先週登った火打山 爆裂火口 黒沢山 外輪山 妙高山 |
笹ヶ峰牧場 妙高 |
妙高山 黒姫山 |
飯縄山の奥に四阿山、右隣りが浅間山 |
六弥勒に着きました。(旧道との出会い。五地蔵山のすぐ東隣。) ここで休憩。 |
白馬方面も見えます。感激! |
デポされたザックにこんな張り紙が・・・ クマにも読める書体らしい。(笑) |
目指す高妻稜線。 |
白馬三山(鑓、杓子、白馬) 役者が違う感じがする。 |
手前が西岳。奥が北アルプス。 |
常念岳 横通岳 前穂高 奥穂高 |
槍ヶ岳が写っています。肉眼ではここまでは見えません。 手前の稜線が燕岳辺りらしいです。 |
大汝(立山) 劒 鹿島槍 五竜 唐松 |
加島槍と右奥に立山(雄山、大汝) |
立山と五竜岳 |
剣と唐松(意外と立派) |
白馬鑓、杓子、白馬 |
槍ヶ岳と手前に西岳 |
ヤマハハコ |
八丁だるみというのがよくわからずここまで来ましたが・・・ |
オヤマリンドウ |
花が開かない花のようで、虫が無理やりもぐりこんでいました。 |
ありゃー。 まだ頂上まであります。 |
九勢至というところまできました。 |
槍についつい目が行く。 |
十阿弥陀の鏡。 左が高妻山頂上。奥に火打山。 |
やっと着いた。 ガスも上がってきました。 景色が見える間に着いたのはラッキーでした。 |
頂上でゆっくりランチです。 ファミリーマートのから揚げ甘酢だれおにぎりを食べましたが、 おにぎりはセブンイレブンのに軍配が上がります。 頂上で寝ている人を見たり 75歳のおばあさんの話を聞いたりしながら ゆっくりとしていました。 |
さあ、 一生懸命に登った山を 転がるように下りていきます。 |
行きは見落としていました。 |
帰りは、 一不動側へ行ってみます。 |
すぐに五地蔵山があります。 ここからお花が増えました。 |
輪生しているのでツリガネニンジンか? 「ハクサンシャジン」ツリガネニンジンの高山型「可児からの山歩きさん」ご教授。 |
シモツケソウ |
ママコナ |
一不動に着きました。 ここまでの道のりは、 登り返しと 今までの疲れで 結構しんどく感じました。 |
15分ほど下りると氷清水が 塩ビ管から出ています。 本当に冷たく、 一不動までに持ってる飲み水をすべて消費した私には おいしいおいしい水になりました。 一不動小屋の真下にあるので 不動小屋に泊まる登山者の汚物での汚染が問題になっています。 この清水を残したいものです。 (一不動小屋に携帯トイレ用のブースがあります。) |
滝あり |
トラバースあり、 |
滑滝 写真左手の鎖を持って降りる。 アトラクションに事欠かない。 |
ジャコウソウ(可児からの山歩きさん御教授) |
何度も渡渉して やっと平らな所へ出ました。 |
戸隠牧場に到着! |
あそこのキレットからおりてきたわけです。 |
下山すると牛や馬が出迎えてくれました。 この後戸隠神柘植温泉に行きました。 大人600円。 戸隠は今有名な避暑地のようで 観光客や 有料駐車場やらで 驚きました。 我々は駐車場に戻り スパゲティーを作って食べて寝ました。 *日中に車の中が温まってしまったようで、 クーラーで車をもう少し冷やしておけば もっと涼しく寝られたようです。 前日より寝苦しかったです。 |