金峰山 2599m 2015.09.13 曇り時々雨 妻と
富士見平(テント泊)5:30
大日小屋6:20~6:35
大日岩7:15
山頂9:20~10:10
大日岩11:40
富士見平13:00~13:45
瑞牆山荘登山口14:15
わがテントは左側の黄色のテント
最初はシュラフに入ることさえできない気温でしたが
夜が更けるとともにだんだんと寒くなっていきました。
足をシュラフに突っ込み、
お腹まで入り・・・
最後は頭まですっぽり入れました。
まあ、何度も起きていることになりますね。(笑)
 
朝5時30分出発の予定なので
妻は5時前から動き始めました。
4時台はさすがに暗いです。
ヘッドライトをつけて作業をしてると
なんと電池切れになりました。
今日の行程は長いのにヘッドライトが
あてにならないことは心配です。 
それでもパンを食べているうちに、
明るくなり、
5時半に出発するときはすっかり
明るくなっていました。
ただし、富士山は見えません。
(富士山が見えることが売りの富士見平なのですが) 
最初は暗い森の中を少し上がり、
隣の山へと移っていきます。
鷹見山分岐辺りは、水平な道です。
水の流れる登山道になると大日小屋は近くです。
坂の下にある大日小屋は今は営業していないようです。
(避難小屋になっているそうです。)
ここにはテントサイトもありますが、貼って良いのでしょうか?
 
大日小屋からぐっと登ります。
鎖場もありますが
そう難しいというものでもありません。
大日岩の下に出ると鳳凰三山が顔を見せてくれました。 
 
岩の上に登れるらしいのですが滑落のレポも発見しました。 
ここが地図上の大日岩ポイントです。
ここからは 水平な道で
隣の山に移っていく感じです。
樹幹から赤岳が見えました。 
こんな道が延々と続きうんざりして来ると
樹木の背がだんだん背が低くなり・・・ 
森林限界の砂払いの頭にでます。
富士の裾野が見えます。 
 
八ヶ岳がはっきり望めます。
 
昨日登った瑞牆山です。 
 
大やすり岩には今日もクライマーはいるのだろうか。
あっ!昨日の骨折さんだ。
金峰小屋に泊まっていたのか。
片手が使えないと不便なところが何か所かあるだろうな。
ていうか、親や細君は止めるだろうな? 
妻は延々と続く稜線がいたく気に入った様子です。 
ずいぶんと歩いてきました。 
八ヶ岳方面に虹の一部がかかっていましたが、
さほどきれいなわけでもなく・・・ 
 
おおっ!
五丈岩に人が登っているぞ!
実は今回五丈岩登頂がミッションパートⅡでありました。
(ミッションパートⅠはテント泊) 
にぎわってるぞなもし。 
標高の一番高いところに立ってみました。 
(町田のおじさん。確かに僕でしょ。)
妻は先に登るから写真を撮れと言ったり、
登り方を教えにこっちまで来いとか
人をこき使うが
この上で断念しました。 
私もまさにこの場所で当惑。
手を掛けるところが削られているのですが
登りきる確信が持てない。
手前のお兄さんがお手本を示してくれました。
 
たぶん10分くらい迷いに迷った末に
ジャンプしてよじ登りました。
「降りれるのか?」
という疑問を持ちつつ
頂上に登っても気分は晴れません。 
案の定
先ほどの場所で
逡巡すること10分間
最後はずり落ちるようなみっともない格好で
降りました。

登った自分に100点をあげる気分にはなれませんでした。
それだけのリスクを侵す必要は全くありません。
途中でやめた方は正しい判断をされたと思っています。

こんなところで見栄や意地をはってはいけません。

ただし、今後体重を減らし、筋力トレーニングに励もうと思いました。 
農鳥岳、間ノ岳、北岳 
雨が時折ぱらつき
風も有ったので
岩陰で昼食です。
今日は朝からパンだけです。
南アルプスが見えたのは奇跡的でした。
 
「富士山初めて見たよ。」と言うおじさん。
何と鹿児島から来られたそう。
もう少しサービスしてあげなよ。
富士山君。
聖、赤石、悪沢だと思われます。 
どこなんだかわかりません。 
瑞牆山には今日も登頂者。
富士見平まで戻ってきました。
激軽アックザックで歩いたのですが、くたびれました。
さあ、撤収です。
慣れたので結構早くたたむことができました。
テント泊には慣れたので
後はテント泊装備での縦走という仕上げが残っています。
今シーズンに実行できるでしょうか。 
(腰がもつかどうかということになります。
実のところアタックザックでも腰に痛みが・・・)
 
 どんどん天気が良くなって日が射して
森が明るくなりました。
 瑞牆山荘に到着。
妻もシュラフとマットを自分で持って歩き通しました。
増富の湯に入って汗を流しました。
帰りの八ヶ岳パーキングエリアから見た甲斐駒と鋸岳。
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