野伏ヶ岳1674m 2016.02.11 晴れ yamaさんと 
今シーズン初めての本格雪山。
スノーシューのトレースなく苦しみました。
いや、楽しみました。
 
今日の主役は我々ではなく・・・当然白山です。 
 7:00白山中居神社駐車場出発
11:20野伏山頂
12:20野伏頂上
13:30和田山牧場
15:00白山中居神社
 
yamaさんと
5時半に美濃市中濃庁舎で待ち合わせして出発。
石徹白に久しぶりにやってきました。
雪は十分にあります。
登山者もたくさんいそうです。
トレースもあるでしょう。 
 
橋を渡るとさっそくスノーシューを付けます。
今日はこのために来たわけですから。 
次々に前方のパーティーを抜いたのは良かったのですが・・・
 
林道のトレースがなくなり、
左へぐっとトレースは登っています。
自分の知らないショートカットかな?
こんなところでノートレースになったら
牧場に行くだけで力尽きます。
ちょっと考え、トレースについて行くことにしました。
そのうち林道に会うどころか
急斜面のトラバース!
?????
これでいいのか?


するとyamaさんが、GPSを見て
「昨日入れたルート上にいる。」 と教えてくれました。

昨日自分も最近のルートが和田山牧場を経由していないことにびっくりしていました。
山さんもそのルートをサンプリングしてきたのです。

トレースの先にいたスキーヤーを登りで抜きました。
何と我々が一番槍になってしまいました。
 
正直なところ
これはまずい事態です。
普段牧場まで長いけど準備運動のような感覚でした。
 
それがダイレクト尾根の末端にも着いていないのに
ノートレースでは
二人でラッセルして頂上まで行ける確率はかなり低くなります。
スノーシューについてはまだ経験の浅いyamaさんに
先頭をお任せする時間が長すぎました。
ごめんなさいm(__)m 
 
yamaさんの撮ってくれた写真です。
再び先ほどのスキーヤーに抜かれ
次の山スキーの方にルートを教えていただきました。 
野伏が見えてきました。

ルートが間違っていないこと
スキーヤーがトレースをつけてくれて少し楽になったことで
だいぶほっとしました。 
それでも
スキーとの浮力は比べるまでもなく
私は体重もあり
まだまだ沈みます。
牧場隣の池が見え
やっと自分のいる場所がはっきりわかりました。
私より年配の方ですが
追いつけません。
分割ボーダー3人組に抜かれました。
その分足元が歩きやすくなります。
木々は白色ですが、霧氷というわけではありません。 
石徹白シャーロットタウンと毘沙門岳。
スキー場はもう閉鎖されたようです。
大日岳 
和田山牧場・・・・ああ、懐かしい。 
              滝波          美濃平家      平家 
 
すてきな枝ぶりのダケカンバ 
                         別山
 
小白山(おじろやま)
今度登ろうと思っています。
そのためにはGPSがほしい。 
スノーシューの若者にも抜かれました。 
yamaさんはあまりの暑さにオーバーヒート! 
傾斜がきつくなってきました。 
 
芦倉山と大日岳の間に乗鞍が見えてきた。 
空中に浮かぶ巨大戦艦「乗鞍」。
yamaさんはかなりの汗かきで
タオルを絞るとジューッと汗がたれます。 
足が沈まなくなりました。 
御嶽が頭を出してきました。 
yamaさんは調子を取り戻し
ボーダーを抜きます。 
逆に私の腿が悲鳴をあげます。
もう少しで攣りそうです。
ツムラの68番を飲もうと思ったら
今までにいろいろな人にあげちゃってて残っていません。(-"-) 
涼しくなり、yamaさん絶好調! 
この雪のラインたまりません。 
おおおおおおお!
あれは!
やっぱり!
槍ヶ岳 
隣は笠のようです。
yamaさんの写真
ベッカムは一番下。
 
海だ!
テンションあがる岐阜県人!
白山と別山。
ここからだと別山の方が主峰に見えちゃいます。
荒島岳
 
経ヶ岳 
 
            白山    別山             南白山
               三の峰    二ノ峰   一ノ峰  銚子ヶ峰 
        薙刀
本当に白山そのもの 
 大汝山 (立山)
黒部五郎かな?
 
     大キレット     北穂 涸沢      奥穂          前穂 
肉眼では黒い槍より、白い笠ガ岳の方が目立ちました。
カメラ様様の画像です。 
槍穂高連邦そろい踏み 
御嶽  煙は立ち上りません 
            荒島岳と部子山 
 
                        伊吹山(台地状)
                        屏風山
               小白山北峰  小白山 
モンブランー白山連峰
yamaさんを驚かせるために
ケーキをザックに入れてきました。
軽いけどつぶさずに持ってくるのはたいへんです。
山さんがココアを入れてくれたので
一段とおいしくいただくことができました。 
あー、この絶景ともお別れ。
北アルプスは頂上から10分も持たないだろう・・・ 
怖いけど楽しい下り。 
                            伊吹山アップ 
 
                            高賀山 
 
 まだまだ上がっていく人はいました。
 
yamaさんも楽しげです。
 
yamaさんが意外なことを言います。
「和田山牧場に行きたい・・・」
(えっ?ノートレースだよ?) 
この辺りで、足がついに攣りました。
山頂でyamaさんにアミノ酸もらったんだけど
クエン酸じゃないとダメかな? 
まあ、行きたくなる気持ちもわかります。 
笑顔が止まらないyamaさん。 
 
赤いガムテープの所から池へ激落ちします。
池の西を回り・・・ トレースなく
しかも重い雪に結構苦しみました。
池の縁からスキーのトレースがあり、
少し助かりましたが 
スノーシューはさらに沈みます。
yamaさんは牧場に降り、雪をかじり・・・・・・

その時にサングラスを落としました・・・

 
その後、気づいて回収に・・・あった!
さよなら野伏 
そして薙刀 
 
ヤドリギ
今年行くことがあるかな? 
拓しか読めない石碑 
さらば和田山牧場 
ショートカットをできるだけして
林道をコツコツ降ります。

膝が限界になりました。
あと少し不自然な力が加わったら
危ないところでした。
慣れたはずの石徹白の山なのに
今日は緊張しました。 

yamaさんを案内するはずが
GPSで案内してもらうことになりました。

今日は天気にも恵まれ
パートナーにも恵まれ楽しかったです。


そう間違いなく楽しく
そして痛快でした。
みなさん様子見で
出発も遅めだったよう。
これから石徹白に人が爆発的に増えるでしょう。
山さんに送ってもらい無事家まで帰ることができました。
山さんを雪山に絶好の天候の下に一緒に歩けて良かったです。
っていうか山さんがいなかったら、頂上に行けなかったなあ。
本当に感謝です。
山さんも、もうやめられまへんなあ。
 
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